7月8~10日に東京国際フォーラムで、「日本周産期・新生児医学会学術集会」が開催され、院内を代表し助産師2名行かせて頂きました
今回のテーマは「母と子のネットワーク」です。
母体・胎児・新生児(母と子)の生理、疾患、疾病は多岐にわたり、基礎医学、臨床医学、診療科目の垣根を越えたネットワークが求められます。
近代医療では個の力もさることながら、集団の力が問われ、機能的なチーム医療の構築が必須です。
産科・新生児科・新生児外科・麻酔科をはじめ、多くの診療科を横断した連携と、助産師・看護師をはじめ、さまざまなコ・メディカルの方々との協働が重要です。
わが国の周産期予後のさらなる向上には、より効率的な地域連携システムが求められています。
婚姻率の低下、少子化に伴う母体の高齢化、経済的格差の拡大など、近年の社会的状況の変化は、私達が取り扱う疾患・疾病にも構造変化をもたらします。
新たな治療戦略の構築には私達医療専門職に加え、様々な社会システムとのネットワークが欠かせないものになっています。
今回の学術集会は産婦人科医会・日本看護協会の共同プログラムにて、母と子をめぐるネットワークが様々な角度から掘り下げる内容になっていました。
特に興味のあった議題は「切迫早産治療」。
画期的な治療法と、近隣の高次医療機関との治療の連携により、切迫早産の妊婦さんを入院せず、投薬治療も最小限に抑える管理方法をしっかりと学んで参りました。
多くの妊婦さんが快適に妊娠生活を送れますように、共に頑張っていきましょうね。
東京国際フォーラムは都会的で近代的な素敵な場所
この建物を歩くだけでキャリアウーマンになった気分←ただの田舎者
寄り道せずにまっすぐ帰宅
帰ったら院長にご報告です
院長、行かせて頂きありがとうございました